12回日本空手道錬聖会大会 競技会の開催に向けて

 

 

 

 いつの間にか季節は移ろい、今年もまた風情豊かな秋を迎えようとしています。この季節は、食欲が増進するばかりでなく、芸術にもスポーツにも適しているということで、まさに誰もが活動的になれる季節と言えます。ぜひ、いろんなことにチャレンジしてみてください

 

 

 

 さて、今年の夏は、リオ・オリンピックでの日本選手の活躍に日本中が盛り上がりました。長年低迷してきた柔道も多くの階級でメダルを獲得し、空手道と同じ日本発祥の武道の活躍を大変嬉しく思っています。そして、このリオ・オリンピック開会に先立ち、空手が東京オリンピックの新競技として正式に承認されました。既に東京では、とある大学の空手道部に二十数人の新入生が入部するなど盛り上がりを見せており、東京オリンピックまでの4年間は、空手道普及のための千載一遇のチャンスと言えます

 

錬聖会としても、この機運を逃さず、さらに皆で成長して行けるように、「試合に勝つための指導体制の強化 さらに上を目指す選手のための強化練習の充実 など進めています

 

そして、本年は、その節目として、2年に一度開催している  日本空手道錬聖会大会 競技会  124日(日)に開催します 南出宗家の宿願として始まった錬聖会大会は、関係各位のご支援・ご協力により

 

本年12回目となります(競技会と演武会を隔年開催)  この大会は、他の選手と競い合うだけの試合と異なり同門の選手たちが  お互いの成長を確認、切磋琢磨する貴重な場 なっています

 

ぜひ、この貴重な機会を逃さず、老若男女を問わず、奮って参加していただきたいと思います。

 

 

 

 自身は、オリンピック選手を輩出することだけを目的とするような組織(道場)にしたくはありませんが、「オリンピックをひとつの目標として頑張る いう大志をもった選手は全面的にバックアップするつもりです。2020年東京オリンピックに向けた4年間の端緒となるイベントとして、皆で第12回大会を成功させようではありませんか  

 

2016101

 

日本空手道錬聖会 会長  森 拓生