20203月は、大聖舘です!

 

今回は、親子3人で空手道に邁進されている橋本一生さん、翔生くん、空大くんに、空手への思いをお聞きしましたので、紹介致します。 

 

大聖舘の橋本です。  

 翔生(長男)が大西師範にお世話になり、早いもので17年が経ちました。また、空大(次男)と私もその後入門し、11年になります。 

まさか親子3人ともこれ程長く空手を継続できると思いませんでした。 

今は親子で唯一共有できる空手があったからこそ、いろいろな問題も乗り越えることができたのかなとつくづく感じています。 

 

《 翔生くん談 》-------------------------------------------------- 

僕は4才から空手を始めました。小学校低学年の頃までは練習は辛く、大西先生は今よりもっと厳しくて怖く、稽古はとても嫌でした。試合に出ても勝てず、また勝ちたいと思ったことは余りありませんでした。 

しかし、小学2年生の秋の県大会前に試合で勝ちたいと思い、練習に励み初めて準優勝しました。 

それからは、毎日一生懸命練習して県大会で2連覇することが出来ました。辛くて空手を辞めると先生にお話した時もありましたが、やはり空手への思いが捨てられず高校、大学でも空手を続け、高校ではインターハイに、大学では国体に出場したりとたくさんの事を経験させて頂きました。 

 あの時空手を辞めずに続けてきて良かったと思います。1つのことを17年間続けたことで、明らかにその継続力や忍耐力がついてることを肌で感じ、それが当たり前になってることに改めて『継続は力なり』だなと実感しました。 

 今年は大学最後の年、悔いのないように精一杯やり切ります。そして、社会人になれば選手として続けることは難しくなりますが、別の形で空手道に携わっていこうと思います。 

 

《 空大くん談 》--------------------------------------------------- 

僕は空手をしている兄に憧れて道場に入門しました。最初はとてもしんどくて先輩達について行くことができず、正直練習に行くのが嫌でした。 

しかし、いざ大会に出場してみると、自分では実感が湧かないほど実力がついており、初めて奈良市民大会で優勝した時は心から空手をやっていて良かった、そしてすごく楽しく感じれるようになりました。 

高校では空手を辞めるつもりでしたが、小学1年生から9年間やってきた空手をあっさりと辞めるのも嫌で、何より空手で良い成績を残して大西先生に少しでも恩返しできれば、という思いの方が強くなり、現在は生駒高校の空手道部に入り、部員たちと全国大会に出場したりとすごく充実した生活を送れています。 

あと約半年で高校での空手も終わってしまいますので、必ず全国の舞台で活躍する姿を見て頂けるように頑張ります。

 

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 今までいろんな事がありましたが、昨年の近畿大会に兄弟揃って出場出来たのは本当にいい経験になり、思い出になったと思います。

今年は二人にとって学年最後の集大成の年になります。悔いのないように精一杯頑張って欲しいと願っています。

いつも気にかけてくださる森会長はじめ、先生方には大変感謝しております。 

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

  

 押忍! 

 

  202031日 

  大聖舘 橋本一生 

          翔生 

          空大